不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/10/28

増収減益/野村不HD20年3月期2Q

 野村不動産ホールディングス(株)は28日、2020年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~9月30日)は、連結売上高2,470億1,500万円(前年同期比6.8%増)、営業利益216億8,400万円(同16.7%減)、営業利益に持分法投資損益と企業買収に伴い発生する無形固定資産の売却費を足した事業利益は221億8,100万円(同15.4%減)、経常利益178億4,400万円(同17.2%減)、当期純利益124億6,800万円(同4.1%減)だった。

 住宅部門は、住宅分譲事業で計上戸数が減少し、第4四半期に完成・売上計上される物件が多い見込みであることから、売上高は644億5,700万円(同38.9%減)、事業損失は52億7,100万円(前年度事業利益25億4,700万円)だった。通期の計上予定売上高に対する当期末における契約進捗率は81.8%、契約済み未計上残高は4,275戸(同116戸増)。

 都市開発部門は、物件売却収入が増加したことにより、売上高1,210億4,200万円(同75.6%増)、事業利益188億4,600万円(同11.4%増)。

 仲介・CRE部門は、売買仲介における取扱高が増加し、売上高182億6,900万円(同7.7%増)、事業利益32億3,900万円(同12.4%増)。

 なお通期では、売上高7,390億円、営業利益795億円、事業利益800億円、経常利益700億円、当期純利益460億円を見込んでいる。

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