不動産ニュース / 開発・分譲

2019/11/21

新大阪にシリーズ最大の「からくさホテル」

「からくさホテルグランデ新大阪タワー」

 SGリアルティ(株)と(株)ザイマックスは、「からくさホテルグランデ新大阪タワー」(大阪市淀川区、客室数396室)を、11月27日に開業する。「からくさホテル」シリーズ8番目(関西では5番目)で、客室数はシリーズで最大。

 SGリアルティがグループで保有していた土地の有効活用としてホテル開発を行ない、ザイマックスはグループで展開する「からくさホテル」ブランドにて運営を行なう。

 JR、大阪メトロ御堂筋線「新大阪」駅から徒歩5分に立地。鉄骨造地上24階地下1階建て。延床面積は約1万8,000平方メートル。デザインコンセプトは「Line(ライン)」。線が点と点を結ぶように、人と人だけでなく、まちや文化などをひもづける線となることを目指して建築した。外観だけでなく玄関やエントランスなど、さまざまなところで「Line」をモチーフに仕上げた。一部には、SGリアルティのグループ企業である佐川林業(株)の天然木を採用し、温かみのあるアプローチ空間が実現した。

 客室はダブルルーム、ツインルームなどのほか、3名宿泊が可能は部屋が219室。最大収容人数4~6人の客室が40室。隣り合う客室を内扉でつなぎ6人まで利用できるコネクティングルームも160室確保した。

 共用施設として、大浴場やサウナ、ランドリーコーナー、コンビニエンスストアなどを設置。全客室に、3名分の災害キットを備え、非常放送は多言語化している。

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