不動産ニュース / その他

2019/12/5

御堂筋沿線でエリアリノベーションを展開

 大阪市高速電気軌道(株)(Osaka Metro)は4日、御堂筋線「西田辺」駅、「長居」駅、「あびこ」駅周辺の3エリアでエリアリノベーション手法を用いた沿線地域活性化の取り組みについて発表した。

 当該エリアでは地元商店会の活力が低下しており、空き家・空きテナントも多くみられる。そこで、これらを有効活用することでエリアの魅力を向上させ、職・住・遊が近接したまちとすることを目的にプロジェクトを進めていく。

 今回の取り組みでは、関西を中心に複数の地域で実績がある(株)サルトコラボレイティヴ(大阪市阿倍野区、代表:加藤寛之氏)の協力のもと、地域住民が主体となってエリアの魅力向上策を考え、実行してもらう手法をとる。Osaka Metroは必要な遊休不動産の活用などのバックアップしていく。

 具体的には、「西田辺」駅周辺において、丸順不動産(株)(大阪市阿倍野区、代表:小山隆輝氏)に物件所有者とのコーディネートを依頼し、遊休不動産を活用した“暮らし方”提案を含むリノベーションを実施する予定。また、すでに同エリアでの遊休不動産活用の実績のある近畿大学建築学部建築・都市再生デザイン研究室と連携し、地域住民が望む暮らし方に沿ったリノベーションなどの取り組みを行なっていく予定。

 2020年度から3年間で100戸の遊休不動産を活用する計画。 

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。