不動産ニュース / 開発・分譲

2019/12/11

アパ、京都駅前に全400室のホテル開業

「アパホテル<京都駅東>」外観

 アパホテル(株)は10日、「アパホテル<京都駅東>」(京都市下京区、全400室)を開業した。京都市内では第6弾目となる。

 京都市営地下鉄烏丸線「京都」駅徒歩1分に立地。地下鉄のほかJR各線、新幹線、近鉄線が乗り入れる同駅烏丸中央口側に位置する。

 観光需要が高いことから、客室の約65%にあたる261室に同社として初めて幅1,800mmのキングサイズベッドを標準採用。残りの約35%はすべてツインルームとし、ツインルーム同士をつなげて最大4人まで利用可能なコネクティングルームや内装グレードを高めたデラックスツインルームなどさまざまなニーズに応えられる仕様とした。1階には露天風呂付きの大浴場(人工温泉)を設けた。

 客室には、全室50型以上の大型液晶テレビを設置し、館内案内をテレビ画面上に集約表示した「アパデジタルインフォメーション」(日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語に対応)を導入。大浴殿の混雑状況をリアルタイムに把握できるほか、自身のスマホからYouTubeの動画や写真などをテレビ画面に映すことができる「ミラーリング機能」やチェックアウト10分前に通知が表示され、テレビリモコンでチェックアウト時間の延長手続ができるセルフ延長機能を搭載した。

 全予約経路対応のチェックイン機に加え、クレジット決済に特化した小型の卓上型チェックイン機を導入。ルームカードキーを投函するとリアルタイムでチェックアウト処理が行なわれる「エクスプレスチェックアウトポスト」を設置し、チェックアウト処理の自動化も行なっている。

 通常料金はキングベッドルームの1人利用で2万2,000円~。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。