不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/1/10

新築小規模戸建て価格、首都圏全体で弱含み

 (株)東京カンテイは9日、2019年12月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50~100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,485万円(前月比0.8%下落)と反転下落した。都県別では、東京都は5,283万円(同0.2%下落)と反転下落。神奈川県は、3,984万円(同3.5%下落)と3ヵ月ぶりに下落に転じた。千葉県は3,828万円(同1.0%下落)と2ヵ月連続での下落。埼玉県は3,833万円(同0.5%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。11月まで強含んでいた神奈川に加え、東京、千葉も下落となり、首都圏全体で弱含んだ。

 近畿圏は3,431万円(同3.9%上昇)と上昇に転じた。主要府県では、大阪府は3,341万円(同4.2%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇。兵庫県は3,673万円(同0.1%上昇)と反転上昇。京都府は3,510万円(同4.5%上昇)と2ヵ月連続で上昇。近畿圏全体が上昇傾向に転じた。

 中部圏は3,656万円(同3.8%下落)と3ヵ月ぶりに下落に転じた。同様に、愛知県も3,704万円(同3.7%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落した。

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