（株）東京カンテイは17日、2020年1月の主要都市の中古（既存）木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100～300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。
首都圏の平均価格は3,309万円（前月比0.7％下落）と、2ヵ月連続で下落した。都県別では、東京都が5,231万円（同5.5％下落）と2ヵ月連続の下落、神奈川県は3,558万円（同5.0％上昇）と反転上昇した。千葉県は2,236万円（同0.0％）と横ばい、埼玉県は2,343万円（同2.5％下落）と2ヵ月連続の下落。東京都と埼玉県が連続で下落となり、弱含みの傾向が続いた。
近畿圏の平均価格は2,631万円（同3,2％上昇）と2ヵ月連続で上昇した。主要府県別では、大阪府が2,848万円（同3.8％上昇）と反転上昇。兵庫県は2,594万円（同5.2％上昇）、京都府は3,483万円（同2.5％上昇）と、共に2ヵ月連続で上昇した。
中部圏は2,302万円（同1.8％上昇）と3ヵ月ぶりの上昇。愛知県は2,700万円（同2.8％下落）と3ヵ月連続で下落した。
福岡県は2,201万円（同15.3％上昇）と、4ヵ月ぶりに上昇に転じた。
