不動産ニュース / その他

2020/2/19

“サードエイジャー”が理想とする住まいを開発

 日鉄興和不動産(株)が運営する「+ONE LIFE LAB」(プラスワンライフラボ)は19日、温泉メディア事業等を行なうゆこゆこホールディングス(株)と共同で、「単身サードエイジャーのシングルライフプロジェクト」を発足した。

 「ゆこゆこ」に登録している36万人のメルマガ会員の中から、50~60歳代の女性を対象に「住まい・暮らし」に関するアンケートを実施。さらに、有効回答742件中の都内近郊に在住する女性7名が座談会を行ない、単身サードエイジャーの「理想の住まい」を実現するメニュープランを開発した。なお、同ラボでは「サードエイジャー」を60歳以上と定義している。

 「緩やかにつながれるコミュニティを希望」する意見に対し、マンションの共用部に緩やかにつながることのできるラウンジと、簡易な飲食物を購入できる無人コンビニを設置するプランを企画。「子供が独立したら新しいことにチャレンジしたい」という意見も多数あり、自分だけの趣味スペース「モアトリエ」を用意した。高いところへの収納が楽になる「ハンドムーブ式吊り戸棚」や、ゴミの分別が容易となる「ゴミ箱スペースを配した食器棚」のほか、清掃性に優れた換気設備「お掃除楽々換気扇」のメニューも揃えた。

 メニュープランは、同社が2020年度に計画している分譲マンションで採用する予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。