不動産ニュース / 開発・分譲

2020/3/3

札幌で災害に強いサステナブルシティ第2弾/積水化学

「札幌平岸リードタウン(仮称)」完成イメ―ジ

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは、災害に強いサステナブルなまちづくり「SEKISUI Safe & Sound Project」として「札幌平岸リードタウン(仮称)」(札幌市豊平区)の開発に着手した。埼玉県朝霞市に続く第2弾。

 (株)長谷工不動産と共に「自衛隊札幌病院」跡地を取得し開発する。札幌市営地下鉄南北線「南平岸」駅徒歩約8分、「平岸」駅徒歩10分に立地。敷地面積約4万8,500平方メートル、延床面積約3万6,700平方メートル。戸建分譲住宅(総戸数31区画、事業者:積水化学工業)、分譲マンションの他、商業施設、医療施設を建設する複合型の開発を計画する。分譲マンションは、延床面積約1万9,200平方メートル、地上8階建て、総戸数228戸。事業者は積水化学工業および長谷工不動産。

 まちの地下部分は積水化学工業のインフラ技術で基盤を整備。地上部分は電力、飲料水などの確保により在宅避難が可能なレジリエンス機能を備え、積雪地域でも安心して快適に暮らせる住まいを提供する。商業施設(延床面積約6,700平方メートル、平屋建て)は、生活利便施設を、医療施設(延床面積約7,200平方メートル、4階建て・平屋建て)は、病院、クリニックモールを誘致し、商業・医療環境の充実を図る。また、セキスイタウンマネジメント(株)による地域コミュニティの形成、管理運営などのサポートを通じて、周辺地域を含めたまちの魅力の維持・向上に努めていく。

 全体竣工は2024年の予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。