不動産ニュース / 開発・分譲

2020/3/19

京都で元電話局の設え生かしたホテル等開業

「新風館」外観

 NTT都市開発(株)は18日、ホテル、ミニシアター等が出店する複合施設「新風館」(京都市中京区)を4月16日に開業すると発表した。

 京都市指定・登録文化財第一号である「旧京都中央電話局」の建物を生かして2001年に開業した商業施設「新風館」をリニューアルし、既存棟の改修と、新築棟の新設、テナントの総入れ替えを行なった。京都市営地下鉄「烏丸御池」駅直結。敷地面積約6,384平方メートル。鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上7階地下2階建て、延床面積約2万5,611平方メートル。

 エースホテルのアジア初進出となる「エースホテル京都」(総客室数213室)が、新築棟、既存棟にまたがり出店する。ルームタイプはキング、ツイン、バリアフリールーム等で、既存棟には旧京都中央電話局の空間を生かした特徴ある客室も設けた。全客室に、日本式の深めのバスタブ、日本人アーティストによるアート作品を設置した。
 ギャラリーやジム、3つのレストラン等、付帯施設を充実。ウェディングに使えるバンケットルームやミーティングルームも利用することができる。

 その他、4スクリーン・215席からなるミニシアター「アップリンク京都」や飲食店含め、20店舗が出店する。

「エースホテル京都」。旧京都中央電話局の空間を生かした客室

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