不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/5/8

増収増益/FJネクスト20年3月期

 (株)エフ・ジェー・ネクストは8日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は売上高848億4,000万円(前年同期比4.1%増)、営業利益104億1,200万円(同3.2%増)、経常利益103億2,300万円(同2.3%増)、当期純利益67億3,200万円(同3.0%増)であった。

 主力の不動産開発事業では、「ガーラ・ヒルズ品川下神明」等の新築物件の販売に注力するとともに、既存マンションの販売も積極的に展開。売上高753億5,600万円(同3.7%増)、セグメント利益90億8,500万円(同6.9%増)となった。

 不動産管理事業では、同社グループ開発物件の新規管理受託に加え、外部受注を積極的に進めたことで管理物件が増加し、賃貸管理戸数は1万5,943戸、建物管理棟数は294棟に。この結果、売上高は29億1,000万円(同11.7%増)となった一方、人件費等の増加によりセグメント利益は7億9,100万円(同7.1%減)となった。

 次期の業績予想については、現時点で想定しうる新型コロナウイル感染症による影響を織り込み、売上高710億円、営業利益75億円、経常利益75億円、当期純利益50億円とした。

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