不動産ニュース / その他

2020/6/2

30年度までにSDGsに配慮した型枠用木材に/三菱地所

 三菱地所(株)は10日、2030年度までに、オフィス・住宅等の建設時に使用する型枠コンクリートパネルに、持続可能性に配慮した調達コードにある木材(認証材ならびに国産材)と同等の木材を100%使用すると発表した。

 国内で使用される型枠コンクリートパネルの多くは南洋材(マレーシア、インドネシア等)が原料であり、先住民の土地収奪、環境破壊等が問題視される違法伐採木材が含まれていると、NGO等から指摘されている。同社グループでは、人権保護および環境保護の観点から、長期経営計画2030において設定したSDGsの最終年度である30年度までに100%を目指す。

 また、外国人技能実習生に対する人権尊重、海外事業検討時(土地取得時)における人権デュー・デリジェンスの取り組みも進める。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

コンパネ

コンクリートの型枠として使われる合板。「コンクリートパネル」の略称で、和製英語である。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。