不動産ニュース / 開発・分譲

2020/6/5

地所レジ、マンションにテレワークスペース提案

「箱の間」の設置イメージ

 三菱地所レジデンス(株)は5日、新築分譲マンションの住戸内に木の小部屋「箱の間」を設置する有償オプションプランなど、テレワークへの対応を強化する提案を開始した。

 「箱の間」は、簡単に移動でき、仕切る・囲むなど暮らしに合わせた柔軟な空間づくりができる木製家具。自宅の空間を箱の間で区切ることで働く空間を創出できる。また、基本プランの収納スペースも無償でテレワークスペースに変更可能なメニュープラン「"work" in closet」や、夫婦共にテレワークができるスペースをつくる有償プランも用意する。

 コロナ禍で企業がテレワークを導入する動きが加速していることを受け、普段仕事をしているオフィスに近い環境を自宅でも実現できるように設定した。「箱の間」は「ザ・パークハウス三田ガーデンレジデンス&タワー」(東京都港区、総戸数266戸)、「ザ・パークハウス鎌倉」(神奈川県鎌倉市、総戸数23戸)など6物件で対応。収納スペースの変更、夫婦共にテレワークができる空間づくりプランについては「ザ・パークハウス武蔵野境南町」(東京都武蔵野市、総戸数82戸)に導入する。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

テレワーク

働き方のひとつで、情報通信機器等を活用して時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く方法をいう。事業所に出勤せずに家で作業する在宅勤務、個人が委託・請負によって作業する在宅ワークなどがあるが、情報通信技術を幅広く活用することが特徴である。 テレワークにおいては、住宅が職場ともなり得る。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。