(株)スペースマーケットは11日、(株)USEN Mediaと共同で「飲食店舗の間借りサービス」を開始すると発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飲食店舗の間でテナント賃料が大きな負担となっている。すでにデリバリーやケータリングなどに業態を変更する動きも発生。USEN Mediaが飲食店舗オーナーを対象に実施したアンケートでは、「店舗の遊休時間を企業や個人に貸し出して収益化したい」と考えるオーナーが約半数に達した。
スペースマーケットのスペース貸しのプラットフォームを活用し、飲食店舗の「間借り」を支援。店舗オーナーにとっては安定収入の確保、借りる側にとっては店舗開設費用を抑えながら飲食事業を開始できるメリットがあるという。
スペースマーケットは店舗を間貸ししたい飲食店オーナーと借りたい人のマッチングを行ない、USEN Mediaは飲食店オーナーに対してスキームを案内していくほか、物件オーナーに対する貸出確認サポートや、時間貸し運用ノウハウ・貸出時の保障サービスを提供していく。