
アパグループは18日、「アパホテル〈浅草 雷門南〉」(東京都台東区、総客室数104室)の起工式を執り行なったと発表した。
東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草」駅徒歩3分、東武伊勢崎線「浅草」駅徒歩6分など、ビジネスや観光・レジャーに適した立地となる。
敷地面積は約288平方メートル。建物は鉄骨造地上14階建て。延床面積は約1,563平方メートル。
全館LED照明を採用。ガスヒートポンプエアコンによる電気使用量を削減する他、高効率ガス給湯器やガス・コージェネレーションシステムにより廃熱を有効利用するなど、環境に配慮した「エコ仕様」としている。
客室すべてに、ベッド下にスーツケース等を収納できるスペースを確保したオリジナルベッドを設置するほか、スリッパ収納を設けた多機能姿見なども設け、空間を立体的に活用する。また、空気中の花粉やカビ菌、ウイルス等を無効化し、脱臭効果機能を備えた新型エアコンを設置する。
起工式にて、同社代表取締役社長の元谷一志氏は、「浅草エリアでは現在、3ホテルを運営しており、いずれも観光地で至便な立地。竣工した暁には訪日外国人でにぎわうホテルとしたい」などと挨拶した。
開業は、2021年9月の予定。
また、台東区で新たにホテル開発用地(4物件)を取得したことを発表。取得会社はアパホーム(株)。
物件は、「(仮称)アパホテル〈上野駅南〉」(総客室数291室、敷地面積約530平方メートル、21年12月開業予定)、「(仮称)アパホテル〈浅草 新御徒町駅前〉」(総客室数180室、同約444平方メートル、22年1月開業予定)、「(仮称)アパホテル〈浅草 蔵前駅前〉」(総客室数122室、敷地面積約254平方メートル、22年1月開業予定)、「(仮称)アパホテル〈浅草 蔵前北〉」(総客室数218室、敷地面積約478平方メートル、22年4月開業)。