不動産ニュース / 開発・分譲

2020/6/19

アパホテル、「浅草」エリアに新ホテル

「アパホテル〈浅草 雷門南〉」イメージ

 アパグループは18日、「アパホテル〈浅草 雷門南〉」(東京都台東区、総客室数104室)の起工式を執り行なったと発表した。

 東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草」駅徒歩3分、東武伊勢崎線「浅草」駅徒歩6分など、ビジネスや観光・レジャーに適した立地となる。

 敷地面積は約288平方メートル。建物は鉄骨造地上14階建て。延床面積は約1,563平方メートル。

 全館LED照明を採用。ガスヒートポンプエアコンによる電気使用量を削減する他、高効率ガス給湯器やガス・コージェネレーションシステムにより廃熱を有効利用するなど、環境に配慮した「エコ仕様」としている。

 客室すべてに、ベッド下にスーツケース等を収納できるスペースを確保したオリジナルベッドを設置するほか、スリッパ収納を設けた多機能姿見なども設け、空間を立体的に活用する。また、空気中の花粉やカビ菌、ウイルス等を無効化し、脱臭効果機能を備えた新型エアコンを設置する。

 起工式にて、同社代表取締役社長の元谷一志氏は、「浅草エリアでは現在、3ホテルを運営しており、いずれも観光地で至便な立地。竣工した暁には訪日外国人でにぎわうホテルとしたい」などと挨拶した。

 開業は、2021年9月の予定。

 また、台東区で新たにホテル開発用地(4物件)を取得したことを発表。取得会社はアパホーム(株)。

 物件は、「(仮称)アパホテル〈上野駅南〉」(総客室数291室、敷地面積約530平方メートル、21年12月開業予定)、「(仮称)アパホテル〈浅草 新御徒町駅前〉」(総客室数180室、同約444平方メートル、22年1月開業予定)、「(仮称)アパホテル〈浅草 蔵前駅前〉」(総客室数122室、敷地面積約254平方メートル、22年1月開業予定)、「(仮称)アパホテル〈浅草 蔵前北〉」(総客室数218室、敷地面積約478平方メートル、22年4月開業)。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。