不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/7/7

売買契約での電子契約900件を達成/GAテク

 (株)GA technologiesは6日、新型コロナウイルス感染症対策として推進してきた「RENOSY ASSET マンション投資」における不動産売買契約の電子契約が、2020年3~6月の期間で累計900件を突破したと発表した。

 「RENOSY ASSET マンション投資」は、不動産投資の各プロセスを、AIなどのテクノロジーと経験豊富なエージェントがサポートする次世代型の不動産投資サービスで、ドキュサイン・ジャパン(株)が提供する電子契約プラットフォーム「DocuSign Agreement Cloud」を活用している。
 具体的には同社が顧客と結ぶ不動産の売買契約において顧客のメールアドレスにドキュサインを通じて電子文書を送付し、電子署名を活用して契約を締結するもの。

 同社ではその他にも管理委託契約書など、売り主の同社と買い主間で締結する契約書類をすべて電子化。19年10月から取り組んでいるIT重説の社会実験も、累計約200件実施しており、完全非対面での不動産売買契約を実現している。

 同社代表取締役CEO・樋口 龍氏は「新型コロナによる影響を消費者が経験したことで、書類の量が膨大で煩雑な売買契約における手続きのデジタル化や不動産業界のDX(ITの浸透)は必至」とコメントしている。

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