不動産ニュース / 開発・分譲

2020/7/15

両国にPPP事業の複合施設/ヒューリック

「ヒューリック両国リバーセンター」外観イメージ

 ヒューリック(株)は15日、複合施設「ヒューリック両国リバーセンター」(東京都墨田区)を11月に全面開業すると発表した。

 東京都および墨田区が所有する土地を活用したPPP事業。JR総武線「両国」駅徒歩3分に立地。隅田川に面し、周辺には両国国技館や旧安田庭園、刀剣博物館、江戸東京博物館など歴史・文化に関わる観光資源が集積する。地上9階建て、敷地面積約1,509平方メートル、延床面積約8,064平方メートル。

 東京都が新たに整備したスーパー堤防に面する2階には、舟運利用者のための待合所がオープン。1~2階では、墨田区が児童福祉施設「両国子育てひろば」を運営する。2~9階には、シリーズ4件目となる「ザ・ゲートホテル両国 by HULIC」(客室数126室)を11月12日にオープン。宿泊者専用のルーフトップラウンジやレストラン・バーを設け、「水辺」と「まち」をダイレクトにつなぐ貫通通路を配した。1階のカフェとともに、周辺の観光施設等と連携して新たな観光拠点を創出し、地域の魅力を発信していく。

 宿泊予約は7月15日から。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

PPP(官民パートナーシップ)

公共的な施設の整備・運営や公共サービスの提供に当たって、民間事業者の資金やノウハウを幅広く活用する手法をいう。Public Private Partnershipの略語。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。