不動産ニュース / 開発・分譲

2020/7/21

勝どきのマンションに新しい生活様式対応の共用部

「パークタワー勝どきミッド/サウス」外観イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は、大規模再開発プロジェクト「パークタワー勝どきミッド/サウス」(東京都中央区、総戸数2,786戸)において、新しい生活様式に対応したさまざまな商品プランを提案する。

 同プロジェクトは「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」内の商住複合大規模開発で、同社は幹事企業として、鹿島建設(株)、清水建設(株)とともに、勝どき東地区市街地再開発組合および事業協力者兼参加組合員として参画している。

 新設される地下通路で都営大江戸線「勝どき」駅と直結。屋外に出ることなく、居住フロアから駅や商業施設にアクセスが可能。建物は、ミッド棟とサウス棟の2棟で構成。ミッド棟(総戸数1,121戸)は、鉄筋コンクリート造地上45階地下2階建て、敷地面積1万712.20平方メートル、延床面積13万8,312平方メートル。サウス棟(総戸数1,665戸)は、鉄筋コンクリート造地上58階地下3階建て、敷地面積1万2,015.18平方メートル。延床面積18万827.74平方メートル。

 リモートワークやオンライン学習などの普及に合わせて、ミッド棟3階に約300平方メートルコワーキングスペースを設置。Wi-Fi、コピー機、電話ブース、自動販売機等を装備し、備品貸出し等のコンシェルジュサービスを提供する。また、コワーキングスペース内には、個室ブースや会議室も設置する。

 また、フィットネスエリアには、Wi-Fiやモニター、スピーカーを完備したパーソナルスタジオを設置。人目が気にならない個室スタジオで、オンラインフィットネスサービスを利用することができる。さらに、デイユース可能なゲストルームとプライベートサロンも用意。プライベートサロンでは、アロマディフューザーやカフェマシン、ウッドデッキのバルコニーを設置し、大型モニターによる映画・ドラマの鑑賞やブックサービス等も提供する。

 外構エリアと共用部には、Wi-Fi環境を整備。800本を超える樹木に囲まれた外構エリアには、ワークに適したアウトドアテーブルを複数配置。カフェテリアやテラスラウンジでは、水辺に面したサッシを解放する。

 専有部には、間取り変更メニューにパーソナルな時間への需要に応える書斎部屋プランを追加した。

 販売価格は未定。販売開始は2020年秋頃、竣工は23年8月下旬、入居開始は24年4月下旬の予定。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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