不動産ニュース / 開発・分譲

2020/7/22

共用部で食品を製造・販売できるマンション

シェアキッチン&シェアスペース完成予想図

 大成有楽不動産(株)は、新築分譲マンション「オーベルグランディオ八王子エアーズ」(東京都八王子市、総戸数168戸)の共用施設内に設置する店舗スペースを、シェアキッチン・シェアスペースとして運営すると発表。

 JR「八王子」駅徒歩17分、京王線「京王八王子」駅徒歩20分。「八王子市中心市街地環境整備事業に関する指導要綱」が定める複合市街地ゾーンに開発する。鉄筋コンクリート造地上15階建て。要綱に指定されている用途のうちの「商業施設・文化交流施設」として、マンション1階に店舗スペースを設置する。事業パートナーに、地域交流事業やコミュニティカフェ運営実績のあるNPO法人ツナグバヅクリを選定。協議を進め、この場所を「シェアキッチン&シェアスペース」として運営することを決定した。

 名称を「MACHI-HUG(まちはぐ)」とし、シェアキッチンでは、保健所の許可を取得し、販売用の食品および菓子の製造ができるようにする。運営者の管理の下で、複数メンバーがシェアして利用する形態を採用。料理やパン、スイーツなど、個性あふれる店が日替わりで展開される計画。シェアスペースは、パーティルームとしての利用のほか、イベント、ワークショップ、マルシェなどの開催も予定。マンション居住者のみならず、地域の人々にも多様な用途で利用してもらう。

 住戸部分については、専有面積は69.03~81.42平方メートル、間取りは2LDK+S~3LDK。第2期販売(10戸)は、間取りは3LDK、予定販売価格は2,700万~4,300万円、予定最多価格帯は3,300万円台。

 竣工は2022年1月上旬、入居は2月下旬。

「オーベルグランディオ八王子エアーズ」完成予想図

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。