不動産ニュース / その他

2020/7/27

次代のまちづくりへ「三井不動産東大ラボ」始動

 三井不動産(株)と国立大学法人東京大学は27日、「三井不動産東大ラボ」を開始したと発表。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により新しい生活様式が急速に浸透し、さまざまな分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速が予測されるなど、社会が大きな転換期を迎えようとしている。こうした状況下で不確実性の高い未来に対応するため、両者は都市・まちづくり分野としては初となる産学協創協定を締結。「三井不動産東大ラボ」で、実践的研究に取り組む。

 共同研究により、コロナ後の社会も見据えた多角的なアプローチを通じ、「都市の新たな価値の明確化」と「都市の新たな価値創造の方法論」を追求する。さらに施策の提言にとどまらず、テクノロジーの社会実装を通じたイノベーションの創出や次代のまちづくりを担う人材育成の場を設けることなどにも取り組む。

 代表取締役社長の菰田正信氏は、「デジタル化を推進すべき領域とリアルを重視する領域を見定め、当社のまちづくりの理念である『経年優化』を一層進化させ、都市の新たな価値を創造していきたい」とコメントしている。

産学協創研究スキーム イメージ図

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆