ジャパンエクセレント投資法人(JEI)は20日、2020年6月期決算を発表した。
当期(20年1月1日~6月30日)は、営業収益127億1,700万円(前期比16.8%増)、営業利益62億9,000万円(同116.0%増)、経常利益56億3,100万円(同150.6%増)、当期純利益56億3,100万円(同150.7%増)、利益超過分配金を含めた1口当たり分配金2,960円(同42円増)となった。
当期は、館内増床や拡張移転、立地改善等の需要を取り込む一方、既存テナントに対して更改期を捉え、物件価値に見合った賃料への増額取り組みを強化した。その結果、既存物件の賃料収入増加額は前期比9,800万円となり、当期末時点での稼働率は99.6%に。全保有運用資産は35物件、取得価額総額2,733億円、総賃貸可能面積は33万2,701.82平方メートルとなった。
次期については、営業収益111億3,100万円、営業利益48億3,400万円、経常利益42億1,100万円、当期純利益42億1,000万円、1口当たり分配金は3,000円を見込んでいる。