不動産ニュース / 開発・分譲

2020/8/24

地所レジ、コワーキング付き賃貸ブランド立ち上げ

「The Parkhabio SOHO 大手町」のコワーキングスペースイメージ

 三菱地所レジデンス(株)は24日、賃貸マンション新シリーズ「The Parkhabio SOHO(ザ・パークハビオ ソーホー)」を立ち上げ、9月1日に初弾物件を着工すると発表した。

 同シリーズは、コワーキングスペースを配置し、テレワークの普及による「通勤時間ゼロ」を提案する賃貸住宅ブランド。初弾物件の「The Parkhabio SOHO 大手町」(東京都千代田区、総戸数49戸)では、1階に約60平方メートルのコワーキングスペースを設置。居住者が24時間無料で利用できるほか、居住者以外にも開放してまちのにぎわいにも寄与する。専用インターネット環境を整え、個室タイプの集中ブースを用意するほか、法人登記も可能とする。

 同物件の建物天井部には、三菱地所(株)とケンテック(株)が共同開発した「(仮称)配筋付型枠」を採用。型枠材と配筋部分を一体化した建材で、そのまま天井の仕上げ材に利用することで、廃材を削減しながら環境負荷低減を図ることができる。

 「大手町」は、東京メトロ・都営地下鉄「大手町」駅より徒歩7分、JR「神田」駅より徒歩6分に立地。敷地面積260.86平方メートル。鉄筋コンクリート造地上13階建て。専有面積は25~50平方メートル、間取りはワンルーム~1LDK。

「大手町」外観完成予想図

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SOHO

Small-Office Home-Officeの頭文字で、小規模事務所や自宅で働く職場形態、もしくはその用途に対応した物件のこと。 都市郊外にコピー、FAXなどのOA機器を共用する賃貸型小規模SOHO施設も登場し、高齢者や主婦などがビジネスを展開するケースもある。

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