不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/8/31

分配金は2,049円/MMC20年6月期

 MCUBS MidCity投資法人(MMC)は28日、2020年6月期決算を発表した。

 当期(20年1月1日~6月30日)は、営業収益90億6,100万円(前期比5.7%増)、営業利益42億7,600万円(同7.4%増)、経常利益36億6,000万円(同8.0%増)、当期純利益36億5,700万円(同7.9%増)、1口当たり分配金は2,049円(同94円増)だった。

 当期は、新型コロナウイルス感染症による影響は限定的であり、前期に取得した3物件が通期稼働したことに加え、継続的に続けてきたテナント交渉により過去最高の賃料増額改定件数を実現したことで増収増益となった。期末時点での保有資産は26物件、取得価格総額は約2,876億円。稼働率は98.5%(前期比0.1ポイント下降)。

 なお、MMCは、8月28日付で日本リテールファンド投資法人(JRF)と合併契約を締結。21年3月1日を合併の効力発生日として、JRFを吸収合併存続法人、MMCを吸収合併消滅法人とする吸収合併を実施する。それに伴い、決算期を2月末日および8月末日に変更する予定。
 次期(21年2月期)は、営業収益122億3,300万円、営業利益53億2,200万円、経常利益43億8,000万円、当期純利益43億7,900万円、1口当たり分配金3,014円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。