不動産ニュース / 開発・分譲

2020/9/14

大和ハ、平和台でZEHマンション発売

「プレミスト平和台」完成予想図

 大和ハウス工業(株)は12日、分譲マンション「プレミスト平和台」(東京都練馬区、総戸数60戸)の販売を開始した。

 同物件は、東京メトロ有楽町線・副都心線「平和台」駅徒歩3分に立地。鉄筋コンクリート造地上4階建のマンション。東京電力グループの(株)ファミリーネット・ジャパンと共同で、再生可能エネルギーをマンション各戸へ供給し自家消費を実現するスキームを開発。同スキームの導入で、経済産業省の「2019年度 二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金<集合住宅(低層・中層)における低炭素化(ZEH-M化)促進事業>」における「ZEH-M Ready(ゼッチ・マンション レディ)」に採択されている。

 太陽光発電システムを導入するマンションの多くは、エントランスや廊下の照明、エレベーターなど、共用部の電源として利用するにとどまっているが、同物件は高圧一括受電サービスに太陽光発電システムで発電した電力を新たに組み合わせることで、各戸にパワーコンディショナーを設置せずに、太陽光発電システムで発電したエネルギーの供給を可能とした。発電で得られた収益は、管理組合が一括で支払うインターネットサービスの使用料やエネルギーマネジメントシステム維持費へ充当。入居者の費用負担を減らす。

 住戸は、1LDK~4LDK、専有面積約38~77平方メートル。竣工は2021年1月下旬。第1期(47戸)の販売価格は、3,498万~8,158万円。最多価格帯は6,500万円台。

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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