不動産ニュース / 開発・分譲

2020/10/7

東急とNTTUD、ベトナムで分譲マンション

「MIDORI PARK The GLORY」イメージ

 東急(株)の子会社であるBECAMEX TOKYU CO.LTD.(ベカメックス東急)とNTT都市開発(株)は7日、ベトナム社会主義共和国・ビンズン省の省都ビンズン新都市において、分譲マンション「MIDORI PARK The GLORY」(総戸数約1,000戸)を開発すると発表した。

 両社で合弁会社「H9BC INVESTMENT COMPANY LIMITED」を設立して事業を展開する。事業比率はベカメックス東急が70%、NTT都市開発子会社のNTT UD ASIA PTE.LTDが30%。

 「MIDORI PARK The GLORY」は、“家族とゆとりのある時間を過ごしたいアッパーミドル層向け大規模レジデンス”をコンセプトに、高級感のあるデザインと、充実した共用施設を持つ分譲マンションとして開発。敷地面積は約1万9,000平方メートル。地上24階建て。延床面積は約13万平方メートル。総戸数は約1,000戸となる。

 専有面積は1部屋当たり約48~108平方メートル、間取りは1ベッドルーム~3ベッドルーム。

 共用部には、NTTグループのNTTイーアジア(株)との連携により、クラウドWi-Fiシステムを導入。通信環境を整備し、ベトナムのマンションとしては初となるコワーキングスペースを設置する。その他、プールやジム、バーベキューテラスやキッズガーデン等も設ける。

 2020年12月に着工し、23年春に竣工予定。販売時期は21年春以降の予定で、販売価格は1部屋当たり約750万円~(1円=約220ベトナムドン換算)。

 東急は12年からビンズン新都市で住宅開発やバス事業を展開。NTT都市開発は米国・英国・豪州での不動産開発事業を展開しており、今後、東南アジアでの事業拡大を視野に入れている。両社は、東急の現地での施工・運営ノウハウと、NTT都市開発がこれまで海外事業で得た開発力を生かして同物件の価値向上に寄与していく考え。

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