
積水化学工業(株)住宅カンパニーは、エネルギー自給自足型住宅「スマートパワーステーションFR GREENMODEL」を、24日より全国で発売する。
同商品は、平均的な延床面積で、通常の約2倍となる大容量の太陽光発電システム(PV)・蓄電池を兼ね備えた最新モデル。新生活様式で在宅時間が増え消費電力が増す中、PVで発電した電気を昼間に使い、余った電気を蓄電池に自動で充電。貯めた電気を夜に使うことで、無理せず自然エネルギー中心の暮らしを実現する。
PV、蓄電池どちらも大容量のため、年間に使う総消費電力量の大半を太陽光で賄うことができる。さらに、コンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム「スマートハイムナビ」に、太陽光エネルギーの利用率が一目で分かる「GREENメーター」を新たに導入する。顧客は快適に暮らしながら、温暖化抑制にも貢献できる。
停電時でも太陽光さえあればPVで発電し、蓄電池に貯めるため、昼も夜も電気が使え、食事や家事などの不安なく在宅避難を実現できる。蓄電池は同社製のフィルム型蓄電池を採用。小型かつ大容量(12kWh)で、高耐久、VtoH(電気自動車と住宅を接続し充放電するシステム)の併設も可能。新たにすべてのコンセントや機器が使える「家まるごと仕様」と「屋内2階設置仕様」も追加した。
販売目標は年間1,500棟を計画。販売価格は3.3平方メートル当たり87万円台~(税別)。