東急住宅リース(株)は、同社が管理する単身者向け賃貸マンション「センチュリー川崎高津」(川崎市高津区、総戸数39戸)の空き駐車場をシェア型の防音スペース「OTOHEYA」にリノベーション。IoTサービスに関する企画開発等を行なうConnected Design(株)(東京都世田谷区、代表取締役社長:武田浩治氏)と共同開発したLINEによる運用システムを採用した。
同物件は、東急田園都市線「梶が谷」駅徒歩14分に立地。1991年築。徒歩圏内に洗足学園音楽大学があり同大学の学生も入居すること、周辺の単身者向け物件との差別化を図ることを目的に、今回のリノベーションを実施した。
利用者は、同スペースのLINE公式アカウントを「友だち登録」することで、スペースの予約・利用時のスマートロック解錠操作・LINE Payでの決済までをシームレスに実行することができる。また感染症予防に配慮した取り組みとしてシェアスペース利用開始・終了時間に連動して自動で照明、エアコンを制御する非接触での家電操作システムを導入した。
同施設の利用料は1時間当たり平日が200円、土日が350円。