不動産ニュース / 開発・分譲

2020/11/4

阪急阪神不、フレキシブルな新収納を提案

「ストレージア」のイメージ図

 阪急阪神不動産(株)は4日、家族構成やライフスタイルの変化に対応しやすい新収納空間「STORAGEA(ストレージア)」を開発したと発表した。

 同社では2019年、新築分譲マンション「ジオシリーズ」の居住者向けに訪問調査を実施。その結果、クローゼットなどの備え付け収納だけでは収納力が足りないケースが多いと分かった。さらに、顧客や従業員を対象にしたアンケートでも自宅の収納スペースが不足しているとの声が回答者の6割超となった。

 これを受け、同社では、マンションにおける住戸全体の収納量やレイアウトを見直し、ライフスタイル変化への対応しやすさ、在宅ワーク需要にも対応できる可変性を持たせた収納として、「ストレージア」を考案した。

 「ストレージア」は、廊下・個室のどちらからもアクセス可能な集約型の収納空間。約100着の洋服を掛けられるハンガーパイプを設置しており、奥行きがありながら出し入れしやすく管理しやすい収納を実現している。棚板等をカスタマイズすればワークスペースに変更することもできる。

 初弾として、22年3月に入居開始予定の2棟の新築分譲マンション「ジオ茨木中穂積」(大阪府茨木市、総戸数75戸)、「ジオ大津 京町」(滋賀県大津市、総戸数156戸)に導入。今後さらに採用を拡大していく。

「ストレージア」の一部をワークスペース用にアレンジした例

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