不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/11/12

不動産事業は減収減益/京急21年3月期2Q

 京浜急行電鉄(株)は11日、2021年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(20年4月1日~9月30日)は、連結営業収益1,030億1,400万円(前年同期比37.7%減)、営業損失129億4,100万円(前年同期:営業利益217億800万円)、経常損失137億2,600万円(同:経常利益203億9,500万円)、当期純損失182億9,900万円(同:当期純利益137億5,100万円)。

 不動産事業は、営業収益141億2,400万円(同54.0%減)、営業利益14億2,500万円(同68.0%減)。不動産販売業において、新型コロナウイルス感染症の影響で4~5月にかけてマンションギャラリーを閉鎖し、販売活動を縮小。不動産賃貸業では、「品川」駅周辺開発事業の進捗に伴い、一部賃貸ビルにおいて店舗の営業が終了したほか、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う店舗休業等の影響を受け、賃料収入(歩合賃料中心)が減少した。コロナ禍による影響は42億円の減収、5億円の減益。分譲マンションの当期売上計上戸数は80戸(同119戸減)。

 なお通期では、連結営業収益2,415億円、営業損失183億円、経常損失210億円、当期純損失230億円を見込む。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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