不動産ニュース / 開発・分譲

2020/11/27

大阪に有料老人ホーム開業/地所レジ、日土地

「グランダ帝塚山」外観

 三菱地所レジデンス(株)と日本土地建物(株)は、住宅型有料老人ホーム「グランダ帝塚山」(大阪市阿倍野区、居室数45室)を、12月1日に開業する。

 両社が保有する土地を開発・賃貸し、(株)ベネッセスタイルケアが賃借・運営を行なう。三菱地所レジデンスの有料老人ホーム事業としては、関西では初となる。

 阪堺電気軌道上町線「北畠」駅徒歩6分に立地。鉄筋コンクリート造地上4階建て、敷地面積1,739.41平方メートル、延床面積2,607.82平方メートル。

 施設内には、読書や歓談などで自由にくつろげるティールームやウッドデッキなど、さまざまな憩いのスペースを設置。他にも、ダイニングルーム兼機能訓練室、ファミリールーム、ビューティサロン、浴室、洗濯コーナー、健康管理室兼事務室などを用意する。

 24時間・365日サービススタッフが見守り、看護職員も日中365日配置。また、身体の状態に合わせて個別対応できる食事サービスをはじめ、さまざまなアクティビティ、楽しみながら行なう集団体操、認知症ケアなども提供していく。

 居室面積は20.1~60.4平方メートル。全室個室で、定員は55名。利用料金は、入居金型プランが入居金950万~5,034万円(非課税)、月額利用料18万5,360円~57万4,340円(税込み)。月額支払い型プランが月額利用料43万3,360円~132万5,040円(税込み)。

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有料老人ホーム

高齢者住宅・施設の代表格。老人保健法では、「高齢者を入居させて、入浴、排泄、食事などの介護、食事提供など日常生活の上で必要な便宜を提供する施設」と定義されている。

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