不動産ニュース / その他

2020/12/14

積水ハ、新常態対応の次世代室内環境システム

 積水ハウス(株)は14日、戸建住宅の次世代室内環境システム「SMART-ECS(スマート イクス)」の販売を開始した。

 窓開け換気だけに頼ることなく、温度変化を抑えながら換気・空気清浄し、健やかできれいな空気環境を実現するシステム。換気の際に屋外に排気する熱を回収する熱交換型換気で、換気による熱損失を約80%抑制。快適性や省エネ性を維持しながら、商業施設基準以上の換気量を確保。玄関で手洗いや着替えが効率的にできる「チェンジングルーム」などのプラン提案と合わせ、外から持ち帰った汚染物質をLDKなどの生活空間に入れないよう配慮し「新しい生活様式」に対応する。

 LDKは、天井付空気清浄機により、微細な汚染物質を約2~5倍素早く除去。最新の「タッチレス設備」と「抗ウイルス建材」などを提案し、ウイルスの拡散も抑制する。
 また、住宅設計用CADと連携した邸別換気解析システムを構築。顧客のプランに合わせ、換気効率や空気の流れのシミュレーション動画を提案する。2021年4月開始の予定。

 沖縄県を除く全国で販売。標準価格43万円(税別)から、年間2,400棟を販売目標とする。

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