不動産ニュース / 開発・分譲

2021/1/12

大規模戸建て分譲、沿線外在住者から反響/相鉄不

「グレーシアライフ横濱西谷」

 相鉄不動産(株)はこのほど、「グレーシアライフ横濱西谷」(横浜市保土ヶ谷区、総戸数81戸)の販売状況について発表した。

 相鉄線「西谷」駅から徒歩9分の大規模な戸建て住宅地として、2019年1月に第1期販売を開始。これまで第1期~第3期で計52戸を完売。20年販売開始の第4期(全16戸)においても15戸を販売し、計67戸の販売を終了した。建物はツーバイフォー工法木造2階建て、間取りは3LDK、4LDK。

 同社が2018年に販売した相鉄線「二俣川」駅近くの物件と比較すると、前居住地域が「相鉄沿線外」の購入者割合が倍増しており、購入者アンケートでは85%が「都心直通線」を評価しているなど、19年11月開業の相鉄・JR直通線および22年度下期開業予定の相鉄・東急直通線による交通利便性の向上を背景に反響が高まっている。購入者へのインタビューでは、「『西谷』駅にJR直通線の特急が停まることが購入の決め手となった」「東急線への直通後は新横浜が利用しやすくなる」といった声が聞かれた。

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2×4(ツーバイフォー)工法

北米で生まれた木造建築の工法。わが国における正式名称は「枠組壁工法」である。 断面が2インチ×4インチの木材を使用することから、このような名称が付けられた。このツーバイフォー工法の最大の特徴は、木材で組んだ「枠組」に構造用合板を打ち付けることで、構造全体の強度を得ることである。

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