
三井不動産レジデンシャル(株)は13日、アクティブシニア層を対象としたシニアレジデンス「(仮称)パーク ウェルステイト豊中計画」(大阪府豊中市、居室数:548戸)について発表。すでに着工している。
初弾の「浜田山」、第2弾の「鴨川」に続く第3弾。三井不動産レジデンシャルが開発し、三井不動産レジデンシャルウェルネス(株)が建物を賃借、老人福祉法に基づく有料老人ホームとして運営する。
北大阪急行線「千里中央」駅からシャトルバスで約10分、人気住宅地である北摂地域に立地する。なお「千里中央」駅から大阪の中心地「梅田」駅までは電車で19分。敷地面積1万7,909.32平方メートル、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上12階地下1階建て。
広い敷地と物件が標高約60mの高台に立地しているメリットを生かし、敷地内各所に植栽を施し、敷地内庭園や水景、屋上庭園などを用意する。
居室は、一般470戸、介護78戸。1LDK・46.05平方メートルから2LDK・77.60平方メートルまで、全7タイプを用意する。なお、将来介護ニーズが発生したときには、介護専用フロアの介護居室に移り住むことができる。
レストラン、大浴場・露天風呂のほか、麻雀ルーム、カラオケルームといった娯楽施設、イベント開催時には外部からも直接入れる多目的ホールや離れといった多彩な共用施設を設置。開業後は、豊中市福祉部の協力を得て、「子ども食堂」の定期開催や多世代交流カフェ・ランチの実施、園児交流、介護予防セミナーの開催などを計画しており、さらに「多目的ホール」は災害時の福祉避難場所として提供する。
竣工は2023年1月、開業は同年春の予定。
「パークウェルステイト」シリーズは、第4弾となる「西麻布」(東京都港区)の開発計画にも着手しており、今後も三大都市圏をはじめとする大都市圏を中心に、積極的に展開していく計画。
