不動産ニュース / 仲介・管理

2021/2/18

本社ビルにコロナ対策BCPソリューション/東京建物

 東京建物(株)は18日、同社の本社ビルである東京建物八重洲ビル(東京都中央区)に、ピクシーダストテクノロジーズ(株)(以下、PXDT)のコロナ対策のBCPソリューション「magickiri(マジキリ)」を導入することでPXDT社と合意したと発表。

 両社は、2020年6月より、PXDT社が有する空間開発技術「KOTOWARI」を活用し、オフィスワーカーの生産性向上のための施策データ分析・可視化する共同研究を行なってきた。2度目の緊急事態宣言の発出を踏まえ、共同で行なう取り組みの第2弾として、「magickiri」のプランニング機能を活用、オフィスビルにおける空気の流れを可視化することで、感染症安全性を評価・改善する取り組みを共同で実施する。

 「magickiri」は、プランニングとモニタリングという2つの機能を持つ、コロナ対策のBCPソリューション。今回導入するプランニング機能は、建物の3次元/エアフローデータ等を基にシミュレーションを行ない、空間内感染リスクを診断。その対応策まで提案する。この機能により、これまでは各事業者の自主判断に委ねられていた採用する感染症対策の種類や規模について、科学的に判断すると共に、換気口や排気口、座席や間仕切りの配置や換気設備などの改善を行なうことができる。

 同ビルへの導入により、空気の流れを可視化して、感染症への安全対策の検証を実施すると共に、今後開発するオフィスビル等にも導入を検討。感染リスクの低いフロアプランを計画している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。