積水化学工業（株）は2日、（株）合人社計画研究所との共同出資会社であるセキスイ合人社タウンマネジメント（株）において、「複合型まちづくりのタウンマネジメント事業」を本格展開すると発表した。
セキスイ合人社タウンマネジメントは、積水化学工業がマンション管理業を展開することを目的に合人社計画研究所と業務提携を行ない設立した。これまで、積水化学工業が開発した「あさかリードタウン」（埼玉県朝霞市）において、戸建住宅の管理や店舗管理、パートナーと協力してのセキュリティ、カーシェア、シェアサイクスサービスを提供してきた。2020年11月5日には、マンション管理の適正化の推進に関する法律に基づくマンション管理業者の登録を受けた。
21年3月12日より、同エリアの分譲マンション「ハイムスイート朝霞」（総戸数213戸）の管理を開始し、戸建住宅、マンションの一体的な管理を行なっていく。積水化学工業と（株）Secualが共同開発したスマートタウン向け統合サービス「NiSUMU（ニスム）」を導入。ニスムアプリから共用施設の予約、備品の貸し出し、シェアサービス等を利用できるようにする。また、IoT機器やセンシングデバイスを用いてトラブルや犯罪発生の未然防止を行なう。
