不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/10

鬼怒川にワーケーション対応の会員制リゾート

「東急ハーヴェストクラブVIALA 鬼怒川渓翠」外観イメージ

 東急不動産(株)は10日、会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブVIALA 鬼怒川渓翠」(栃木県日光市、総客室数58室)の会員権を4月より販売すると発表した。

 東武鬼怒川線「東武ワールドスクウェア」駅から徒歩3分に立地する、1992年開業の「東急ハーヴェストクラブ鬼怒川」隣地でのプロジェクト。敷地面積約1万2,718平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上6階地下1階建て、延床面積約9,813平方メートル。

 客室面積は58~148平方メートル。全室温泉露天風呂付き。通常バルコニーとしているスペースをコンサバトリーとした客室も一部設置する。最上階のシグネチャースイートタイプの客室はメゾネットタイプとし、温泉露天風呂を備えたウッドテラスを設える。

 共用施設は、鬼怒川渓谷の自然を間近で感じられる「KINUGAWAテラス」や、温泉大浴場、屋上の星見テラスなど。また、最大高さ約8mの窓から自然が望めるラウンジはワークスペースとしても利用できるようにし、ワーケーションニーズに応える。

 3月1日に着工しており、竣工は2022年9月末、開業は同年12月下旬の予定。

 会員権は共有制、総募集口数は576口。一次募集価格は1,413万円(税込み)、年会費は15万8,400円(税込み)。

シグネチャースイートタイプの客室イメージ

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