不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/11

築43年ビルをクリエイター向け複合施設にリノベ

「LAIDOUT SHIBUYA」外観イメージ

 (株)リアルゲイトは10日、クリエイター向け複合施設「LAIDOUT SHIBUYA(レイドアウト シブヤ)」(東京都渋谷区)を4月1日に開業すると発表した。

 JR山手線等「渋谷」駅から徒歩1分に立地する築43年の建物を、オフィス・ショップ・ギャラリーからなる複合施設にリノベーションした。鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建て、延床面積約1,790平方メートル。

 2~5階は、全19区画のオフィススペース。区画面積は24.38~75.05平方メートル。天井高は、約3.4mを確保。シンプルな白壁で仕上げ、入居企業がオリジナルの内装造作をしやすいよう、解約時の原状回復を免除する特別プラン等も用意する。
 賃料は約27平方メートルの区画で29万8,000円(税・水光熱費別)から。

 共用部として、地下1階には「SHARE SALON in MUSIC BAR」と「COMMUNICATION LOUNGE」を用意。いずれも打ち合わせやコミュニケーションの場として使える入居者専用のスペースで、シェアサロンのみ、夜は3,000枚超のアナログレコードライブラリーを楽しめるミュージックバーとして一般ユーザーにも開放する。
 また、屋上にも仕事の合間にリラックスできる空間として、Wi-Fiを完備した植栽空間「ROOFTOP TABLE」も用意する。

 1階には、ギャラリーやポップアップスペースとして利用できる「LAIDOUT GALLERY」を開設。面積は21.27平方メートルで、動画配信等クリエイター向けのオンラインマーケティングの場としての活用も提案する。
 1日当たりの使用料金は3万円(税抜き)程度。1週間単位の料金プランも用意する。

「SHARE SALON in MUSIC BAR」イメージ

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