不動産ニュース / その他

2021/3/11

エアロテックに冷房・除湿自動切替機能を追加

 三菱地所ホーム(株)はこのほど、同社で販売している全館空調システム「エアロテック」に、新たに「冷房・除湿自動切替機能」を追加した。

 従来の「エアロテック」では、湿度が高く外気温度差の激しい梅雨時期や秋の長雨時期には、一般のエアコンと同様に「冷房」と「除湿」の運転モードをこまめに切り替えする必要があった。そのため利用ユーザーから「季節の移り目の設定に悩む」との声が寄せられていた。また、近年問題となっている熱中症発症の主な要因として、「急に暑くなる」「湿度が高い」などが挙げられており、真夏に加え梅雨時期にも冷房と除湿の使い分けによる対策が必要となってきている。こうした状況を鑑み、新機能を搭載した。

 今回追加した「冷房・除湿自動切替機能」では、室温に合わせて「冷房」「除湿(再熱ドライ)」「温調オフ(換気のみ)」の3つの運転モード切替を自動で行なう。そのため、季節の変わり目に手動で運転モードを設定し直す必要は不要となる。

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全館空調

居室だけでなく廊下など建物の全てのスペースを対象とした空調のこと。全館空調は、部屋ごとに空調機器を設置せず、一つの設備で処理した空気を配管によって建物全体に循環させる方法で運用される。通常、24時間運転とされ、稼働コストが嵩むほか、原則として新築時に設置しなければならない。

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