不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/25

神戸で神社再建と一体開発したマンション竣工

「ザ・パークハウス 神戸三宮」外観

 三菱地所レジデンス(株)は25日、定期借地権付き分譲マンション「ザ・パークハウス 神戸三宮」(神戸市中央区、総戸数105戸)を竣工したと発表した。

 JR東海道本線「三ノ宮」駅から徒歩6分、国の政令により「特定都市再生緊急整備地域」に指定され、都市機能拡充に向け大規模な再整備プロジェクトが推進されているエリアに立地する。敷地面積約964平方メートル。鉄筋コンクリート造地上19階地下1階建て、延床面積約1万661平方メートル。住戸専有面積は、57.82~76.41平方メートル。

 平安時代に創始し、阪神・淡路大震災により損傷しながらもまちの復興を見守ってきた「小野八幡神社」の建て替えと一体で開発。同神社が持つ「和」の風情と国際都市として発展してきた神戸らしい「洋」の雰囲気を取り入れ、外観や共用部をデザイン。エントランスアプローチには神社の玉垣をイメージした列柱を、ラウンジには神社を感じさせる格子天井を採用した。なお、マンション内に社務所も設置した。

 全戸完売しており、2月19日より引き渡しを開始した。

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