不動産ニュース / 開発・分譲

2021/4/13

移動式マンションサロンを3物件に導入/日鉄興和

「Smat Class」車両

 日鉄興和不動産(株)は、17日より移動式マンションサロン「Smat Class(スマートクラス)」を、都市型コンパクトマンション「リビオレゾン」3物件に導入する。

 Smart Classは、「未来の暮らしを、スマートに案内」をコンセプトに、MONET Technologies(株)が開発した「マルチタスク車両」を用いて、移動中にオリジナル動画やコンテンツを通じてマンション情報を提供するサービス。利用者が指定した場所まで迎えに行き、物件の現地まで案内、その後利用者が指定した場所まで送り届ける。

 2020年11月13日から1ヵ月間に渡って実証実験を行なっており、社内空間の快適性を向上させるなどサービスの質を向上させ、利用者の声も採り入れた上で、新たなマンション販売サービスとして開始する。

 導入する物件は、「リビオレゾン浅草」(東京都台東区、総戸数61戸)、「リビオレゾン上野入谷ザ・テラス」(東京都台東区、98戸)「リビオレゾン三ノ輪ステーションプレミア」(東京都荒川区、38戸)で、今後対象物件を随時拡大していく。

 サロンは最大乗車予定人数2人(車両は10人乗り)で各物件に常設し、概ね1年程度を目途に運行。ターゲットに合わせ、平日と休日で異なる稼働時間を設定し、専用HPより前日までの完全予約制・1枠1組限定で稼働させる。利用料は無料で、利用者が選択したコースに合わせて、1コース30分~70分で案内する。

車内イメージ
新たにプロジェクションマッピングによる車内演出も採り入れた

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