
パナソニック ホームズ(株)は14日、同社が設計・建築したコンドミニアムタイプの宿泊施設「ホテルピアチェーレなんば」(大阪市浪速区、総客室数9室)が開業したと発表した。
同ホテルは、不動産事業を手掛ける太新興産(株)(和歌山県橋本市、代表取締役:大島慶久氏)が保有する不動産の有効活用として同社が提案。同社が建物を建設し、竣工後はパナソニック ホームズ不動産(株)が一括で借り上げ、特区民泊制度を活用して運用する。
OsakaMetro御堂筋線他「なんば」駅より徒歩8分。敷地面積179.90平方メートル、鉄骨造地上10階建て、延床面積は656.95平方メートル。1室当たりの面積は46.92平方メートル。将来的な賃貸住宅への転用も見据え、各客室にはキッチン、バス、リビングも整備する。
1フロアに1室として、プライベートな環境をつくったほか、インターネット環境も整備して出張時のオフィス利用にも対応できるようにした。また、無人チェックインシステムやパナソニック製の空間除菌脱臭機を備えるなど、ウィズコロナを意識した施設としている。