不動産ニュース / 開発・分譲

2021/4/15

MM21の大規模複合ビルが着工/日鉄興和不動産他

「みなとみらい21 中央地区53街区開発事業」イメージ

 日鉄興和不動産(株)と(株)大林組、京浜急行電鉄(株)、ヤマハ(株)、みなとみらい53EAST合同会社の5社は、共同開発する「みなとみらい21 中央地区53街区開発事業」(横浜市西区)に着工した。

 2019年3月に事業予定者に選定されて以降、同開発で国内・世界へ発信できる魅力や新しい価値を創出すべく協議を進めてきた。

 みなとみらい線「新高島」駅徒歩1分、JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅徒歩8分。同エリアの遊歩空間の結節点に位置する。

 敷地面積は2万620.58平方メートル。各社のノウハウを最大限に活用し、オフィスやホテル・店舗で構成する「WEST棟」とオフィス・店舗で構成する「EAST棟」を建設する。両棟の延床面積は18万3,132.29平方メートル。

 「WEST棟」は、地上30階地下1階建て。基準階専有面積3,360平方メートルを有するオフィスを主な用途とし、上層部は京急グループの新築初出店となる「京急EXホテル」(総室数150室)、低層部はヤマハのブランド発信拠点や店舗で構成される。

 「EAST棟」は、地上16階地下1階建て。基準階専有面積2,796平方メートルで、さまざまな企業が本社・研究開発拠点として利用することを視野に入れたオフィスがメイン。低層部にはオープンイノベーションスペースや店舗を設置する。

 「横浜」駅方面からのペデストリアンデッキを敷地内まで延伸することで、雨にぬれない快適な歩行者ネットワークを構築する。また、「WEST棟」と「EAST棟」の主要な出入口前や店舗の前には、人々が自由に利用・通行できるコモンスペースを計画。屋外ステージや大屋根、大階段といった仕掛けを効果的に配置し、音楽を中心としたイベント、店舗と連携した活動の展開、アウトドアオフィスといった多様な利用シーンに対応し、新たな活気を生み出していく。

 竣工は2024年3月末の予定。

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