不動産ニュース / ハウジング

2021/4/21

3Dキャラクター活用した「バーチャルモデルハウス」

左がスウェーデンハウスの村井社長、右が野原ホールディングスの野原社長。中央ビジョンに映るのが、3Dキャラクターを搭載した「VRモデルハウスウォークスルー」

 (株)スウェーデンハウスは20日、3Dキャラクターが接客するバーチャル内覧サービス「VRモデルハウスウォークスルー」を同社ホームページで開始した。

 2020年5月にVRを活用して360度オンライン上でモデルハウスを見学できるバーチャルモデルハウス「3Dウォークスルー」のサービスを開始。米国マーターポート社の「Matterport True3D リアリティーキャプチャープラットフォーム」「Matterport Pro2 3Dカメラ」を活用したもので、同サービスの日本の代理店を務める野原ホールディングス(株)(東京都新宿区、代表取締役社長:野原弘輔氏)と共同開発した。

 「VRモデルハウスウォークスルー」は新たに、バーチャルモデルハウス内に3Dキャラクターを搭載。あらかじめ設定した「建物の性能」「インテリアや家具」「間取りや設計」に関する項目をキャラクターが解説する。併せて、バーチャルモデルハウス内の各所にクリックすると説明動画が流れる仕組みも取り入れ、顧客のさらなる利用促進を図る。

 スウェーデンハウス代表取締役社長の村井秀壽氏は「昨年のゴールデンウィークはコロナ禍でモデルハウスへの来場者数が大幅に減ったが、『VRモデルハウスウォークスルー』を開始したことで、リアルなモデルハウスへの来場者増につながった。バーチャルモデルハウスを経て来場してくださったお客さまは、従来のお客さまよりも成約率が高い傾向にある。
 また、当社調査でコロナ禍であっても若い世代(Z世代)の購買意欲が非常に高い。それらを踏まえてウェブ上での集客強化は必須と考えた。当システムをきっかけにリアルなモデルハウスへさらに誘導していきたい」と述べた。

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