グッドルーム(株)は14日、同社が展開する賃貸マンションリノベーション「TOMOS」のオンライン内覧会を開催した。
「TOMOS」は、仲介・施工・リーシングまでを一貫して行なうリノベーションブランド。
施工した物件は、JR「恵比寿」駅徒歩8分、築17年の賃貸マンション。鉄筋コンクリート造地上8階地下1階建て、総戸数109戸。最上階のペントハウスの1室(1LDK、専有面積90.47平方メートル)を、オーナーの依頼によってリノベーションした。
間仕切り壁をずらしたほか、キッチンの位置も移動。間取りは1LDKのまま、広々とした約18畳のLDKと約6畳の寝室兼書斎に変更した。床はオーク材使用のフローリングに、建具はシンプルさと部屋の明るさを確保する白を基調とした。キッチンは二の字型を採用。コンロとシンクを分け、収納スペースをふんだんに確保したほか食洗機も設置。壁にフックがかけられるバーを取り付け、キッチン用品を“見せる収納”ができる。照明は、デザインや位置が自由に変更できるライティングレールとした。
キッチンの並びには木製の棚を造作。家電製品置き場、テレワークスペースなどに活用することができる。ベランダはルーフバルコニーに変更、床にウッドパネルを貼り、2mのL字の柵を後付けした。寝室兼書斎のトイレ・バスは一新。従前のユニットバス横にあったデッドスペースをウォークインクロゼットとしている。
施工費用は坪当たり60万円強。リノベーション後の賃料は50万5,000円と、従前より約10万円アップした。3月下旬より募集を開始、管理会社、仲介会社と連携してリーシングを行なっている。