
(株)日本エスコンは25日、中部電力(株)および(株)スプレッド(京都市下京区、代表取締役社長:稲田信二氏)とともに、世界最大規模となる植物工場の建設・運営に向けた取り組みを推進すると発表した。
同日、「合同会社TSUNAGU Community Farm(ツナグコミュニティファーム)」の設立に関する出資者間協定を締結した。出資比率は中部電力が51%、日本エスコンが48%。7月を目途に新会社を設立し、10月より、静岡県袋井市において、世界最大規模となる1日10tのレタスを生産できる完全人工光型の自動化植物工場「テクノファーム袋井」の建設を開始する。建設地は東名高速道路袋井IC至近に立地。敷地面積約2万4,400平方メートル。
中部電力のエネルギー管理に関するノウハウ、日本エスコンの不動産開発力、スプレッドの栽培技術を融合し、効率的かつ安定的に、「安心・安全」なレタスの生産に取り組んでいく。生産開始は、2024年1月からの予定。