不動産ニュース / 開発・分譲

2021/5/27

東京・勝どきで大規模複合開発/三井不レジ他

「豊海地区第一種市街地再開発事業」敷地配置図と断面イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)、東急不動産(株)、東京建物(株)、野村不動産(株)、三菱地所レジデンス(株)、清水建設(株)は27日、東京都中央区豊海地区において権利者と推進している「豊海地区第一種市街地再開発事業」について、24日に東京都知事より権利変換計画許可を得たと発表した。

 都営大江戸線「勝どき」駅徒歩9分、清澄通りに面した約2.0haで実施する再開発事業。総戸数2,077戸の共同住宅や、店舗、区民館、診療所、保育園などで構成する地上53階地下1階建ての複合建築物を建設する。併せて防潮堤を新設して防災性を向上させるほか、歩道状空地や広場を整備し、地域に開かれたオープンスペースを創出する。建築物の敷地面積は約1万5,900平方メートル、延床面積は約22万6,100平方メートル。

 9月より解体工事に着工し、2023年1月に新築工事着工する。竣工予定は27年。

この記事の用語

市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。