不動産ニュース / ハウジング

2021/6/8

建築主向けに省エネ基準への適合等の報告書を発行

 (株)LIXIL住宅研究所フィアスホームカンパニーは7日、建築主に提供している住宅の省エネ性を建築前から示すシミュレーションツール「e-Report」に「省エネ基準適合結果報告書」を追加すると発表。4月から始まった住宅の省エネ基準適否の説明義務化に対応する。

 同社は義務化前から住宅の省エネ性能の見える化を推進。設計段階での省エネ効果として、気象データを基にした室温や電力会社プランでの光熱費等をシミュレーションした「e-Report」を建築主に提示してきた。

 今回の刷新では、省エネ基準やZEH要件、HERT20等への適合の可否を記載す る「省エネ基準適合結果報告書」を追加することで、ZEH要件適合等の関する補助金の申請等を促し、省エネ住宅の普及促進を支援していく。

 4月より導入を開始しており、今後全棟を対象に提供していく予定。

「e-Report」のイメージ

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省エネ基準適合住宅の義務化

新築住宅について省エネルギー基準への適合を義務化すること。2025年度から義務化することとされている。

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