不動産ニュース / その他

2021/6/8

芦屋のスマートシティでモビリティ活用した実証実験

実証実験のイメージ

 プライム ライフ テクノロジーズ(株)とパナソニック ホームズ(株)は7日、同社が開発中のスマートシティ潮芦屋「そらしま」(兵庫県芦屋市)内で、モビリティ(移動サービス車)を活用したタウンサービスの実証実験を開始すると発表した。

 地方都市や郊外の住宅地は、都心に比べて住民が利用できるサービス数や種類が限られている他、コロナ禍においては人の移動の制約もあり、さらにサービスを受けづらくなっている。また、事業者にとっても、店舗での営業時間の短縮や来店者数の減少による売り上げダウンが問題になっていることから、こうした問題を解消するため、今回の実証実験を実施。モビリティによるサービス提供の有効性や事業性を検証していく。

 実証実験では、「そらしま」内の土地に、フードトラックや音響ルーム、ペット用品販売といったさまざまなコンテンツを搭載したモビリティを誘致。住民はまちの外へ移動することなく気軽にサービスを受けることができる。また、事業者にとっても効率的なサービス提供や土地の有効活用にもつながるといったメリットがある。

 サービスの企画は日本最大級のモビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」を運営する(株)Mellowと共同で実施。インターフェイスとして同社のスマホ版アプリ「SHOP STOP」を活用する。

 実施日は6月19日~8月8日で、週末を中心に展開する。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。