不動産ニュース / 仲介・管理

2021/6/10

マンション個別の防災マニュアルの策定サービス

防災マニュアルのイメージ。マンションの設備をマップ、イラストを用いて解説する

 大和ライフネクスト(株)は10日、個別のマンションに合わせ防災マニュアルを制作するサービスを開始したと発表。対象は同社が管理するマンション。

 行政が開設する避難所は収容人数が限られており、またコロナ禍で感染症対策の観点から、マンションでの在宅避難の重要性が高まっている。そこで、マンションを安全な避難場所にするためのサポートをすることを目的に同サービスを決定した。

 ベランダの避難ハッチの配置図や停電時でも給水できる散水栓などの設備を、イラストや図面で分かりやすく解説し、取り扱い説明も掲載。さらに地震、火災、台風、停電の災害別に、マンション個別に起こり得る状況とその対処方法を解説する。完成したマニュアルは、各戸配布用の冊子にして提供する。

 今後、活用した消防訓練やプライベートブランドの防災用品の販売も計画している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。