不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/17

東京・稲城の日本最大級の木造マンションでZEH-M取得へ

「(仮称)稲城プロジェクト」完成イメージ

 三井ホーム(株)は17日、開発を進めている日本最大級の木造マンション「(仮称)稲城プロジェクト」(東京都稲城市、総戸数51戸)がZEH-M Orientedの認定を取得すると発表した。

 京王相模原線「稲城」駅徒歩4分に立地。敷地面積1,499.20平方メートル、延床面積3,738.30平方メートル、木造枠組壁工法地上5階建て(1階部分は鉄筋コンクリート造)。間取りは2LDK~3LDK、専有面積50.82~96.14平方メートル。2020年11月に着工し、21年5月に上棟した。

 「断熱等性能等級」「一次エネルギー消費量等級」といった住宅性能表示において最高ランクを取得。一次エネルギー消費量を約30%低減する。その結果、ZEH-M Oriented(強化外皮基準、省エネ率20%が基準)の認定を取得する予定。

 なお、国内最高レベル(壁倍率30倍)の高強度耐力壁や、高性能遮音床システムなど、中高層建築物の木造化への課題を克服する普及性の高い要素技術を採用し、「国土交通省 令和2年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」にも採択されている。

 竣工は21年11月の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。