不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/18

「岡山」駅近くの複合開発、オフィス棟が7月1日開業

「杜の街グレース」完成予想図

 岡山県でバス事業や観光事業、不動産事業等を手掛ける両備グループ(岡山市北区、グループ代表CEO:小嶋光信氏)は、開発を進めている複合開発「杜の街グレース」(岡山市北区)のオフィス棟が7月1日に開業すると発表した。施設名称も同日発表する。

 同開発は、JR「岡山」駅近くの約3.8haの敷地で分譲マンション(総戸数363戸)、商業施設、オフィス棟を開発するもの。今回開業するオフィス棟は同開発初弾の施設開業となる。

 オフィス棟は敷地面積1万6,797.65平方メートル。建物は鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上11階地下1階建て、延床面積は2万3,773平方メートル。就労人数は約1,500人を想定する。外観は煉瓦と鋳物、岡山伝統の万成石をイメージした石材を採用し、伝統的かつモダンな空間デザインに。1階のオフィスロビーには御影石を採用するほか、高さ7.8mの吹き抜けの車寄せを完備した。

 4~5階に同グループ中核の両備ホールディングス(株)、8~10階には岡山放送(株)の入居が決まっている。3階には貸し会議室を設け、約900平方メートルの大会議室と約60平方メートルの小会議室で構成。大会議室は国際会議にも対応できるほか、大規模展示会などでの利用を促進することで、岡山の新たなビジネス拠点としてアピールしていく。2階には床面積約310平方メートルの保育園を誘致する。

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